この機関紙「ボランティア兵庫」は兵庫県ボランティア協会が年会3回に発行する兵庫県下ボランティア協議会・ボランティア連絡会の活動状況を紹介するとともに、ボランティア情報満載の機関紙です。
家内との難病との戦い
今泉勝次
私たち夫婦はともに全盲です。
その家内がパーキンソン病と宣告されたのが2008年の5月の終わり。そのころはパーキンソン病と言われてもまだかなり動けていた。いすれは動けなることになると言うことは宣告された時から私は覚悟していた。
でも、初めて立てないと言われた去年の2月27日の朝には戸惑ってしまった。
やっと私も介護という入口に入ってきたと認識した日でもあった。
病気の家内はだんだん動かなくなることをどう思っているのかは私には測りきれないが、本人は不安と恐怖でいっぱいなのだろう。
それでも寿命がある限り生きていかなければならない。私としては気持ちはわかるが弱音は吐かないで貰いたいと願っている。何とか一つでも楽しいことを見つけてこれからの人生ともに歩んで行ければと考えている。
介護は出口がないと言われているがそれでも入口に入った限りは出口を探す努力はしないといけないと思っている昨今。
今のところす探り状態の介護だ。全盲の私の単独歩行と同じようなものと考えている。 次の機会には見えない私がどのような介護の仕方をしているか書きたいと考えています。
ある日の1日
今朝の目覚めは5時55分分。寝たような寝てないような妙な感じ。
夜中に何回となく目が覚めてしまった。
夕べの夜中は一人でトイレに行けてた初子も今朝は動けない。
起きて腹が減ったというので老祥記の豚マンを二つ食べさせた。
小さいので今ちゃんも一緒に二つ頂いた。
ということなので今朝は軽く海苔茶漬けにしよう。デザートはヨーグルト。