この機関紙「ボランティア兵庫」は兵庫県ボランティア協会が年会3回に発行する兵庫県下ボランティア協議会・ボランティア連絡会の活動状況を紹介するとともに、ボランティア情報満載の機関紙です。
平成24年度研修パスツアーで堺市ヘ
尼崎ボランティア連絡協議会は、昭和58年に20団体で発足しました。そのきっかけは、障害者の方たちと余暇を楽しむための外出支援活動から見えた課題でした。当時の公共交通機関は、ほとんどバリアフリl化されていなくて、ハンディのある方の移動には困難が伴いました。ひとつのグループでは解決できない課題も、複数のグループが協力して、活動を継続させることができました。
平成24年度研修事業でAED踊習会
グループの力を結集することで、福祉課題の解決の一助になればと、手を繋いだことが「尼崎ボランティア連絡協議会」〈以下連協)として形になりました。
平成5年に旧周年を終え、活動も充実してきた平成7年に、阪神・淡路大震災が起きました。尼崎自体が被災地ということもあり、被災者支援活動を行うことになったのは必然的な事でした。
尼崎市民まつりでスーパーポールすくい出店
仮設住宅にある集会所の役割を果たす「ふれあいセンター」の運営に、地元の方と取り組みました。また、他市の連絡会との交流研修事業、機関紙発行の広報活動など、連協に関わるメンバーが相クループに増えてきたことで、活動が活発化したのもこの頃です。年に一度開催されていた「ボランティアのつどい」は、加盟グループの発表や、講演会、パネル展示など、連協のネットワークが活かされたポランティア発のイベントでした。