ボランティア活動の紹介

連絡会の活動概要

 稲美町は、兵庫県の東播磨に位置し加古川市、三木市、明石市そして神戸市等に隣接しております。この地区で活動しておりますボランティア連絡会には、活動暦20年を超えるベテラングループから、まだ数年の新しいグループまで、多種多様な23のグループ(総数約500名)が加盟しています。 これらのグループは、独自のボランティア活動だけではなく、稲美町社会福祉協議会(以下、社協と略称)主催の事業にも参加しています。特に、夏休みの小学生を対象にしたボランティアサマースクールには、企画の段階から応援しているグループもあります。 また、連絡会独自の事業としては、昨年3月にも実施した知的障害者団体とのスポーツ交流会や、町外研修会、交流グランドゴルフ大会などがあります。
連絡会主催のバーベキュー交流会
 一昨年に続き、昨年11月23日にバーベキュー交流会を、社協の駐車場空地で実施致しました。
 当日は秋晴れに恵まれ、連絡会加盟のボランティア同士の交流を図るだけではなく、社協の理事、各自治会の福祉委員、そして、ふれあい農園ボランティア、社協福祉まつり関係者、並びに、社協職員など各方面から多くの方々(約70名)に参加して頂きました。
 交流会のプログラムは、2部構成(スポーツとバーベキュー)からなり、先ずはスポーツから始めました。このスポーツでは、駐車場に隣接する「きらめきホール」と呼ばれる体育館で、パターゴルフやターゲットゴルフなどのニュースポーツを楽しみ、続いて、囲碁ボールを、色分けされたグループ同士で対抗戦を行いました。 これらのスポーツは、ニュースポーツに詳しい方から、プレーの仕方や点数の付け方などを率先して教えて頂き、更に、ゲーム感覚でプレーすることが出来るので、初体験の方でも楽しむことができ、にわか作りのチームでも大いに盛り上がりました。 このようなスポーツを楽しみ身体を動かすことにより、おなかも空いてきた頃、お待ちかねのバーベキューの準備にとりかかりました。
 バーベキューのコンロは、ドラム缶を半割りにした手作り品を使用し、火おこしの準備をして下さる方、野菜を切って下さる方、おにぎりを作って下さるボランティアの方々など、それぞれ役割分担して準備を進めました。 肉類は連絡会が手配し、野菜などは隣の「ふれあい農園」でとれたキャベツや、自分の家でとれたものを持ち寄って色を添えて頂きました。
バーベキューは、午前11時頃から始まり、会場内は焼肉の香りと和やかな会話が弾むなか、午後1時頃に流れ解散しました。
このような行事を通じて、参加された方の中でも、初対面の方々との出合いにより交流を深めることができ、また、普段ゆっくりと会話を交えることができない方々との得がたい交流を深めることができました。
おかげで、ボランタリースピリットあふれる皆様方の気持ちの良い動きに感動し、有意義な時間を共有できましたことに感謝しております。

  (稲美町ボランティア連絡会 会長 高見敏子)